福井市橘曙覧記念文学館所蔵

生活せいかつなかつけたよろこびを和歌わかによんだ歌人かじん

たちばなの 曙覧あけみ

1812年(文化9)5月?日~1868年(慶応4)8月28日

歌人、国学者。福井城下(福井市)生まれ。中根雪江(なかねせっこう)のすすめで国学を学びました。古典に根ざし、日常生活のなかで見つけた喜びを歌によみました。「たのしみは」で始まる和歌「独楽吟(どくらくぎん)」は有名です。松平春嶽(まつだいらしゅんがく)が、曙覧の家「藁屋(わらや)」を訪ねて教えを乞い、「志濃夫廼舎(しのぶのや)」の号を与えました。

・国学は古典を研究して日本独自の文化や思想を探求する学問です。

  • 福井市橘曙覧記念文学館(福井市)

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  • 『人づくり風土記』18(農山漁村文化協会、1990年)
  • 水島直文・橋本政宣編注『橘曙覧全歌集』岩波文庫(岩波書店、1999年)
  • 『橘曙覧入門』(福井市橘曙覧記念文学館、2002年)
  • 『わたしが橘曙覧です』(福井市橘曙覧記念文学館、2010年)
  • 『ふくいの先人たち 幕末』これき人物シリーズ3(福井県立こども歴史文化館、2012年)

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