石山寺所蔵
1000年の間読まれ続けてきた『源氏物語』の作者
紫 式部
970年代~1010年代
作家、歌人。京都生まれ。越前国守となった父とともに1年半ほど、府中(越前市)で暮らしました。のちに一条天皇の中宮(ちゅうぐう)彰子(しょうし、藤原道長の娘)に女房として仕えました。宮中を舞台にした恋愛物語『源氏物語』の作者として有名で、和歌が「小倉百人一首」に選ばれています。
・中宮とは天皇の正妻のことです。
・女房は宮中や貴族につかえた女性官吏(役人)です。紫式部は、彰子の身の回りの世話のほか、家庭教師の役もつとめていました。
- 紫式部公園(越前市)
- 歌碑(越前市紫式部公園)
- 「源氏物語絵巻」(複製)
- 「源氏物語絵巻」(複製)
- 「源氏物語絵巻」(複製)
しらべる本
- 倉本一宏『紫式部と平安の都』(吉川弘文館、2014年)
- 小西聖一『紫式部と清少納言』(理論社、2003年)
- 『ふくいの先人たち 古代・中世』これき人物シリーズ4(福井県立こども歴史文化館、2013年)
- 『ふくいの先人たち ミニ事典』これき人物シリーズ6(福井県立こども歴史文化館、2015年)
しらべるホームページ
- https://www.murasakiyukari.com/ 紫式部と国府資料館(紫ゆかりの館)