1428年(応永35)4月19日～1481年(文明13)7月26日

武将。戦国大名朝倉氏の初代当主。越前守護斯波(しば)氏の内紛から応仁の乱をとおして、一乗谷(福井市)を本拠に勢力を伸ばし、越前の統一を進めました。家訓として「朝倉孝景十七箇条」を残したと伝えられています。

・守護とは幕府が全国の治安を守るために、各国に置いた役職です。越前では斯波氏が長くつとめました。
・応仁の乱は、1467年(応仁元)から10年あまり続いた大乱です。多くの大名が東西に分かれ、京都を主戦場に戦いました。孝景は当初西軍に属していましたが、のちに東軍に寝返り、将軍から越前守護に任じられました。
・「朝倉孝景十七箇条」は、後の当主の時期にまとめられたという説もあります。