心月寺所蔵(福井市立郷土歴史博物館写真提供)

一乗谷いちじょうだに繁栄はんえいをもたらした戦国大名せんごくだいみょう朝倉氏あさくらし最後さいご当主とうしゅ

朝倉あさくら 義景よしかげ

1533年(天文2)9月24日~1573年(元亀4)8月20日

武将。戦国大名朝倉氏5代当主。加賀(石川県)から侵入する一向一揆の勢力を退け、越前に安定をもたらしました。学問や芸能などに関心が高く、本拠地の一乗谷(福井市)には都から公家や僧侶、学者などが訪れ、文化の最盛期を迎えました。1570年(元亀元)、姉川(滋賀県)の合戦で織田信長に敗れて越前に戻りましたが、再び信長の攻撃を受け、大野で自害しました。

  • 一乗谷朝倉氏遺跡復原町並(福井市)
  • 一乗谷城址(1924年)(『東宮殿下行啓記念写真帖』より)

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  • 松原信之『朝倉義景のすべて』(新人物往来社、2003年)
  • 水藤真『朝倉義景』(吉川弘文館、1981年)
  • 『ふくいの先人たち 古代・中世』これき人物シリーズ4(福井県立こども歴史文化館、2013年)
  • 『ふくいの先人たち ミニ事典』これき人物シリーズ6(福井県立こども歴史文化館、2015年)

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